2025年10月号デジタル版

日本で降圧薬(血圧を下げる薬)に使われている薬代の年間総額は、だいたいどのくらいと推定されるでしょうか?

A. 百億円程度

B. 数千億円規模

C. 数兆円規模

※答えは、本文の一番下です。

日本には推定約4,300万人の高血圧患者,国民の約3人に1人の割合です。高血圧は自覚症状がほとんどないため見過ごされがちです。

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1章 高血圧は何が問題?

高血圧とは、心臓から送り出された血液が血管の壁を押す力が高い状態です。ストレスや時間帯、季節でも変化しますが、常に血圧が高い状態を“高血圧症”と呼びます。血管に持続的に負担がかると、血管が固くなることを“動脈硬化といい、心臓に負担がかかると心不全へ、脳へ負担がかかると脳梗塞へとつながることもあります。



2章 まずは、血圧を測ることが大切!

血圧は朝と夜の1日2回、同じ時間に測定します。深呼吸をして、リラックスしてから測定します。朝:排尿後、服薬や朝食の前、起床後1時間以内夜:就寝前(夕方も測るとより動向が分かります。)血圧計のお勧めは、上腕式のアーム型(日本製)です。手巻き式や腕時計式は、姿勢が正しくないと、しっかり測れない場合があります。



3章 原因と対策は、食事と運動と睡眠

本態性高血圧
(生活習慣が原因の9割)

原因が分かれば解決の糸口に繋がります。

1.塩分の摂りすぎとミネラル不足
2.運動不足と肥満
3.過剰なストレスと自律神経の乱れ
4.喫煙・飲酒・暴飲暴食
5.睡眠不足
6.タンパク質不足が原因
とくに高齢者
(厚生労働省では1日の塩分量は男性で7.5g、女性で6.5g未満で高血圧の方は、塩分量6g未満が推奨)





4章 味噌汁一日1杯は血圧を下げる

高血圧学会は、味噌汁摂取と血圧の関係について「高血圧リスクを軽減する可能性がある」と指摘する研究結果を発表しています。塩分の排泄を助け、血管をしなやかにする3つのミネラル、「カリウム」 「カルシウム」 「マグネシウム」が大豆や出汁に含まれています。



5章 血圧を下げるスペシャル食材

ズバリ「小豆」です。「あんこ」は違います。小豆は4章の3つのミネラルに加え赤いポリフェノールが、血管をしなやかにしてコレステロールを下げます。他の食材は、玉ねぎ大根おろしなども効果的!



ま と め

年齢が高くなると血圧は上がりやすくなります。活動量や食事量また睡眠も変化します。努力して血圧健康生活を実践しましょう!
健康管理士より





健康クイズの答えは

 「B. 数千億円規

解説:高血圧医療費のうち薬剤費は全体の1〜3割程度と推計されます。そのため、降圧薬だけで数千億円(3,000〜5,000億円程度)が使われているそうです。

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